時間に対する“もったいない”感情から気づいたこと|夫婦で話した心のゆとり

子育ての中で気づいたこと

この前、子どもたちがお友達のおうちに泊まりに行っていて、久しぶりに夫婦二人きりで夜を過ごす機会がありました。そのときふと話題に出たのが「最近、子どもたちに気持ちにゆとりを持って接することができてる?」ということ。

気づけば、〇〇終わってからね~という言葉が多くなっていて、子どもたちの気持ちにじっくり向き合えなかったりすることが増えていないかなあ…と。夫婦でそんなことを話しながら「本当に今それはしないといけないもの?」と考えたり、「少しでも気持ちにゆとりをつくろう」とか、そんな小さな工夫をもう一度大切にしようと思ったんです。


🌸 心にゆとりができると、家族にやさしくなれる

すんごい当たり前のことなんですが、時間に余裕があるときって心に余裕がありませんか?

気持ちにゆとりがあるときは、子どもから「絵本読んで!」って言われたときに自然と笑顔で「いいよ〜今読もうか?」と応えられるし、夫がひと息つきたいときに「それいいね〜一緒に休もうか?」と心から言えたりする。

それに対して、バタバタしているときは「あとでね〜!」とつい後回しにしてしまって、口調も荒々しくなって、言いたくない言葉まで発してしまう始末…。その後にモヤモヤ…。反省する自分。そのたびに、気づかないうちに自分がいっぱいいっぱいだったことを痛感するんです。


🌸 少し前もって動くだけで、未来の自分にありがとうと言える

月曜日は、長女の習い事の送迎と次女のお迎えが重なるのですが、家を出る前に夕飯をある程度準備しておきました。そのおかげで、帰ってきたときにはごはんができていて「ちょっと前の私、ありがとう〜!」と心から思えたんです。余裕があるときは逆算がうまくできているんですね…。

日曜日にまとめて一週間の作り置きをしていた時もありましたが、いつの間にかやらなくなっていたことに気づきました。きっと子どもが成長したから、夕飯づくりに余裕がでてきていたのかもしれません。

家族が増えるときには、家庭環境も変化していきます。リズムをつかむまでは大変ですが、今までの経験があるからか未知の世界ではないので、不安という気持ちが少ないことに驚いています。(なんとかなるさ精神が出てきました…(笑))これが厄介なんですよね。私をギリギリ行動にさせるきっかけでもあります(笑)

夫は私とは正反対で、コツコツ精神に尊敬します。どうしてそういう行動ができるのか聞いてみると、どっちの選択をすると、自分の未来が喜ぶかを考えるそうです。

私は直感型で動いてしまいがちで、ついその場の気分に流されてしまうこともありますが、ちょっと先に笑顔で過ごす自分や家族のことをイメージできたら、もう少し選び方が変えられるかもしれないな〜と思えるようになりました。


🌸 タイパ・コスパ文化に疲れたときに見つめ直したいこと

現代は「タイパ(タイムパフォーマンス)」や「コスパ(コストパフォーマンス)」が当たり前に語られる時代です。「せっかくだから効率よく!」と追いかけるあまり、気づかぬうちに焦りや疲れが溜まってしまうこともありますよね。

でも、本当はその先にあるべきなのは、家族や自分自身と心地よく過ごす時間なんじゃないかなぁと改めて思っています。少し前もって準備することも大切だけど、それ以上に 「今、このときを大切にすること」や「完璧じゃなくていい」とゆるめること の方が、私たちにはきっと必要なんだと思うんです。


🐣 完璧じゃなくていい、少しずつやさしく

私も毎日が試行錯誤です。落ち込んだり、やらかしたり、同じことを繰り返して反省したり…それでも「ちょっと前もってできた自分にありがとう!」と伝えられるときには、その積み重ねが私をきっと支えてくれる気がしています。

きっと、これを読んでくださっている方の中にも、
「私もそんなときあるな〜」
「頭ではわかってるけど、なかなかできないんだよね〜」
と思ってくださる方がいるんじゃないかと思います。

そんな私たちが、完璧じゃなくていいから、一緒に少しずつ前に進めるように。気楽に、でもちょっとだけ未来にやさしくできる選び方を、一緒に見つけていけると嬉しいです。

maru

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