日常生活で実践できるシンプルなヒント
こんにちは、なごまるです。
私たちの家庭では、家族全員が一丸となって協力し合うことが大切だと感じています。
特に、夫の転勤や新しい環境での生活を通じて、家族のチームワークがどれほど重要かを実感しています。
子供たちの通っている園で行われた講演会では「そもそも夫婦は最初からベクトルの向きが違う」という言葉を聞いたとき衝撃を受けました。夫婦での価値観や考え方をお互いがまず知ろうしないと、相手は何も分かってくれないと愚痴を吐いたり、まぁいいやと諦めてしまう方も多いのでないかと思います。
今日は簡単に、これまで私たちが実践してきた家族のチームワークを強くするためのシンプルな方法をご紹介します。
1. 夫婦ミーティングを定期的に開催しよう
月に一度、夫婦の時間を作り、お互いの価値観をすり合わせます。このときにランチデートを予定すると楽しみが増えて、モチベーションが上がります。
価値観をすり合わせるには、まず相手の考えを理解しようとすることが大切です。「なんでそう思うの?」と素直に聞き、お互いの意見を尊重し合う姿勢を持ちましょう。
夫婦ミーティングでは、家計の見直しや家族旅行の計画、子供の教育について話し合います。これにより、お互いの意見を尊重し合える関係を築いています。
とはいえ、価値観をすり合わせるというのは根気がいることで、時に面倒くさいと思う場面もあると思います。私は、相手のことが理解できないと思ったときは必ず「なんでそう思うの?」と素直に聞いてみます。私はこう思っているけどあなたはどう?と自己開示も大切です。
『鏡の法則』を知っていますか?関する本もたくさんありますが、私はこの法則を知ってから夫婦関係はもちろん、人間関係のストレスが減りました。
AI による❝鏡の法則❞の概要
「鏡の法則」とは?
自分の周りの人や出来事は自分を映し出しているという意味で、自分を変えたい場合は鏡の中を直すように、相手を変えたい場合は自分自身を見つめ直す必要があることを意味します
相手にわかってほしいと思う考えを捨てました。自分のこともよく分からないときがあるのに、相手が自分のことを全部分かってほしいと思うことが間違いでした。相手に求める前に自分が変わることでうまくいくようになった気がします。
2. 家計管理をしよう
我が家では家計の財布を一つにしているので、家計管理やお互いの金銭感覚を知ることが一番時間をかけたと思っています。
まずは収支が一目でわかるように夫がExcelで作りました。数字が可視化できることで、感情抜きで淡々と話し合えるようになったと思います。家計管理についてはとても長くなる内容なので、詳しくは別記事で投稿いたします!
実をいうと、数字が可視化されると最初の頃は自分が家計に貢献していないのではないかと自己嫌悪になったりでよく泣いていたんです(笑)夫さん本当によく耐えてくれました…。m(__)m
現在ではリベ大の家計管理シートも活用しながら、日々の家計管理を頑張っています。
3. 役割分担を決めない
基本的に、我が家では家事の役割分担を決めていません。結婚当初から「家事はできる人ができるときにやればいい」という考えだったので、あえて役割を決めることはしていませんでした。このアプローチが私たち夫婦には合っていたようで、結婚当初は基本的な家事は私が行っていましたが、子供が生まれてからは夫も家事を積極的に行うようになり、料理も積極的に行うようになっていました。
もちろん最初からうまくいったわけではありません。最初は、残っている家事を見て「なんでやってくれないんだろう」と思うこともありましたし、私の言い方が気に食わないなど、たまにぶつかることもありました。しかし、夫も家事を全て把握するようになり、週末のスケジュールを逆算して家事を行うことも増えていきました。
例えば、週末の家事では、何時ごろにご飯を作り、何時ごろにお風呂に入れるかを考えながら行動するようになり、家庭全体がスムーズに回るようになりました。
ちなみに、家事代行サービスを月20回利用する場合のコストを考えてみたことはありますか?
1回あたり3時間の家事代行を週5回(平日毎日)利用するとします。1回あたりの費用は約4,500円(1,500円 × 3時間)で、月額費用は約90,000円(4,500円 × 20回)となります。
都会だともっと高くなるとは思いますが、毎日家事をこなしている方は、労働価値を考えるととても大切な役割を担っているのです。毎日繰り返される日々の家事、本当にお疲れ様です。
夫が家事に参加することで、子供たちも「できることある?」と声をかけてくれるようになり、特に私が帰りが遅くなる日でも安心できるようになりました。このように、家族全体が家事に参加することで、家庭内のチームワークが強化され、家族円満につながっています。
お互いに時間に余裕があるときは、たまにじゃんけんでどっちが何する?と決めたりもします。
4. 家族との有意義な時間を過ごすためのメリハリ
家族との質の良い時間を確保するために、私はコミュニケーションを大切にしています。
日中、夫は仕事、子供たちは園に行くため、それぞれ別々の場所で過ごしています。だからこそ、家族が一緒に過ごせる時間を大切にしようと心がけていました。
しかし、あるときふと気づいたのです。家族と過ごす時間は増えているのに、なぜかその時間を心から楽しめていない自分がいました。理由は、自分自身が満たされていなかったからです。子供や家族のためにと自分のことを後回しにしていたため、心が疲れていたのです。子供の頃を振り返ると、母親が疲れていると楽しい雰囲気が台無しになっていたことを思い出しました。
質の良いコミュニケーションを取るためには、メリハリがとても大事です。
お母さんの笑顔が家族の笑顔につながると私は信じています。自分が満たされているときは、家族にも他人にも優しく接することができ、小さなことを気にせず、寛大な心を持てるのです。逆に、自分が満たされていないときは、優しい気持ちを持つのが難しいですよね。
これを「シャンパンタワーの法則」と呼びます。
AI による❝シャンパンタワーの法則❞の概要
シャンパンタワーの法則とは?
情熱を注ぐ階層によって幸せがいきわたる人数が異なり、自分自身を満たすことで周りも幸せになることを表した法則です。
シャンパングラスを山のように積み重ね、上からシャンパンを注ぐと、一番上のグラスからあふれ出たシャンパンが次々と下のグラスに注がれていく様子に由来しています。
シャンパンタワーの法則は、ビジネスや子育てなど、さまざまな場面で応用できます。たとえば、ビジネスの世界では、シャンパンタワーの1段目を自分自身、2段目を家族、3段目を親戚、4段目を知人・友人と見立て、まずは自分自身を満たすことが大切だとされています。子育てでは、一番上のグラス(ママ)の心が満たされると、その下の段の家族、さらに下へ・・・と流れ、順々に満たされていくことを表しています。
実践例:寝る前のコミュニケーション
私が実践してよかったことの一つに、寝る前に子供たちに「今日嬉しかったことは何?」と聞く習慣があります。すると、子供たちはその日の良い出来事を話してくれます。「ママと一緒にご飯を作った!」と、友達と過ごした日でも、私との時間を嬉しく思ってくれることがわかり、心が満たされます。
5.小さな幸せに気づく
このご時世、毎日が忙しいとつい見えなくなりがちですが…小さな幸せに気づくことで気持ちが楽になることもあります。ぜひ、4の実践例を参考にあなたも寝る前に今日を振り返ってみてはいかかでしょうか。
小さなことで大丈夫です。例えば、朝ごはんを子供と食べたこと、家族みんなが健康で過ごせたこと、一緒にお風呂に入れたことなど。意外と小さな幸せに気づき、心のコップを満たすことができるかもしれません。
最後までご覧いただきありがとうございます。家族のチームワークが強くなると、日常生活がよりスムーズになり、家族全員が幸せに過ごせるようになります。ぜひ、これらのヒントを参考にしてみてください!
なごまる
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