もう完璧じゃなくていい!私をラクにした“完了主義”という考え方

子育ての中で気づいたこと

子育て中、気づけば「〇〇しなきゃ!」「こうしなければならない!」と自分にプレッシャーをかけてしまっていませんか?

私もそんな一人でした。

特にしんどかったのは、自分がイメージしていた通りにいかないとき。
朝からきちんと準備して、家事も育児もきれいに片づけて…と頭の中で完璧な一日の流れができていても、現実はいつもその通りにはいきません。

子どもに呼ばれて中断したり、急な用事が入ったり、家事が中途半端なまま次へ…。そのたびに「またできなかった…」と落ち込み、SNSできらきらした他のお母さんたちを見ては「なんで私はできないんだろう?」と自己嫌悪に陥ることもありました。


🌸 完璧主義に疲れていた私が出会った“完了主義”

そんな中で出会ったのが、完璧主義ではなく「完了主義」という考え方 です。
きっかけはSNSかYouTubeだったと思うのですが、そのときは「へ〜そんな考え方もあるんだ」くらいに思っていました。でも今では、それが私にとって大きな支えになっています。


🌸 ノートに書き出すと見えてきたこと

私にはこれまで、専業主婦だった時期に「社会に貢献できていない自分」に劣等感を抱いていた背景がありました。その気持ちを引きずったまま仕事を始めたからこそ、今度は「成果が見えないとき」にまた落ち込む自分がいて…。

「これだけがんばってるのに結果が出せていない」
「今日一体なにができたんだろう?」
そんなふうに、自分を認められないことがたびたびありました。

でも、ノートにその日のことを書き出してみると気づいたんです。たとえ目に見える成果がなくても、子どもの送迎や夕飯づくり、夫婦で交わしたちょっとした会話――ひとつひとつがその日の大切な“できたこと”だったということに。

家族が元気で過ごせていることじたいが奇跡なんだと思えるようになりました。

それに気づけるようになってからは、自分が積み重ねてきた時間に「これでいいんだな」って素直に思えたり、見えなかったことに感謝できるようにもなりました。「成果が出ないと意味がない」という考えから少し解放されて、自分にやさしくできるようになってきています。


🌸 家族に対しても、自分に対してもやさしくなれる

完璧じゃなくても「ここまでできたからOK!」と切り替えられると、自分にゆとりが生まれます。そうすると、不思議と子どもや夫に対してもイライラが減ってきて、「まあいいか〜」と笑顔で言える場面が増えたり…。

それに、夫にお願いするときも少しずつ楽になりました。「ここまではやったから、あとはお願いできる?」とゴールが見えているから頼りやすいんです。その流れで、子どもたちも自然にお手伝いしてくれるようになってきたからびっくりしています。


🌸 タイパ・コスパにとらわれすぎないこと

現代は「タイパ(タイムパフォーマンス)」や「コスパ(コストパフォーマンス)」が重視される時代です。「せっかくだから効率よく!」「無駄にできない!」と考えがちですが、それがかえって気持ちに余裕をなくしてしまうこともあります。

そんなときこそ、完璧じゃなくてもいいから「今できることだけで十分!」とゆるめてみることが大切なんだなと実感しています。


🐣 自分ができたことに目を向けると、見えていた世界が変わる

子育てをしているときも、夫婦や家族で生活するときも、自分がイメージしていたとおりにいかないことばかりです。「こうするはずだったのに…」と落ち込むこともあるし、相手にその気持ちをそのまま伝えるのが難しい場面もありますよね。

でも、そんなときこそ 「ここまでできたよね」って、自分ができたことに目を向けてあげる ことが大切なんだなぁと、最近改めて思っています。
ノートに書き出すように、自分の中で「今日もここまでやれたな〜」と見つめ直してみると、それだけで気持ちがスッと落ち着いてきます。そして、見えていた世界が少し違って見えてくるから不思議です。

完璧じゃなくてもいいし、少しできただけで十分なんです。何もしなかった日でもOK!休むことも大切です。きっとそれが、私たち自身や家族にとって、一番やさしい選び方なんだと思っています。

maru

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